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自然生態系の保全について

砂浜の宝石のように煌びやかに輝く大自然の大パラノマの星空』

『琥珀ブルーの色で透き通るように悠々と流れ佇む川や海や湖』

『豊かな自然生態系の中で勇猛でチカラ強い環境で動植物たちが生息する山々』

…これらの私たちが一度は見たことのある、”当たり前”とも言える、自然環境。

2021年現在、世界的な熱波や干ばつ、洪水などの自然災害を含む異常気象の急激な増加によって、それらの水資源や大気環境や動植物が耐えられる閾値(いきち)をすでに超え、深刻な環境汚染が加速し、樹木やサンゴ、動植生物などの種が刻々と大量に消滅・絶滅しています。

これらの問題は各々の国ごとではなく、世界全体同時に発生しており、影響は世界中連鎖的に拡大しています。

先進国だけに留まらず、特に社会インフラ等が整備されきれていない開発途上国では、これらの異常気象により毎年数百万もの人々が深刻な食料不安、食料不足、水質汚染、水不足、住居の消失等で直接的に被害を受けており、二次的災害により、健康的にただ生きていくのさえ困難な状況に置かれている人々(多次元貧困状態)が世界人口の6人に1人、存在しているのが世界の実情です。(国連開発計画(UNDP)2019年より)

自然環境保全、生物多様性、そして人類全体の社会生活等の損失の拡大するのを防ぐには、温室効果ガス排出量を急速かつ大幅に削減すると同時に、気候変動に適応するための迅速で具体的な行動を加速する必要があります。(気候変動には他にも原因はあります)

IPCC (※1)の、2018年に臨時発行した『1.5度特別報告書』では、現在の温暖化の加速ペースでは、気候変動に対応したレジリエント (自然回復力)(※2)な開発はすでに困難であると明言しています。

地球温暖化が産業革命以後 “1.5°C” を超えれば、さらに改善状況は制約されます。一部の地域では、地球温暖化が “2°C” を超えた場合、気候変動にリジリエント(自然回復力)な開発が不可能になります。

例えば “1.5度” の上昇でサンゴ礁は70~90%、”2度” の上昇で99%が消失すると予測されています。

“1.5℃” に抑えられれば、グリーンランドと南極地方西部の氷床のほとんどについて、崩壊を食い止められる可能性がかなりありますが、”2℃” の上昇でほぼすべての氷床が崩壊し、海面上昇は世界的に最大10メートルに達する可能性があると言われています。

現在は、産業革命以降、”1.09℃”上昇した状態です。この調査結果は、気候行動の緊急性を厳しく強調しています。

気温上昇を “2℃” ではなく “1.5℃未満” に抑えることは、自然環境保全や生物多様性の保全以外にも、世界が抱える貧困などの社会課題を解決する上でも重要だと示されております。

世界人口が増え続ける中、気温上昇ペース “1.5℃” は人類が現在の生活水準を維持するために守らなければならない限界値と言えます。

世界の子どもたち、すべての人々のための、かけがえのない生物多様性の自然豊かな地球環境という遺産を、これ以上破壊せず、維持し後世の世代へバトンを繋いでいくためには、とりわけ先進国で生活する私たちひとりひとりが身近な環境から、”持続的な自然資源活動(サステナブル(Sustainable))な社会”(※3)と”持続可能な開発社会”(※4)への意識の拡大の実現が必須と考えております。

【参考動画】

気候変動に取り組む「リサイクルのまち」

(日本語字幕版)

※国際連合広報センター | United Nations Information Centre より抜粋

※1 IPCC : (Intergovernmental Panel on Climate Change)気候変動に関する政府間パネルとは、世界気象機関(WMO)及び国連環境計画(UNEP)により1988年に設立された政府間組織で、2021年8月現在、195の国と地域が参加しています。

※2 環境分野における、レジリエント(Resilient)とは、生態系が被害に抵抗して迅速に回復することによって、摂動または外乱に対応する能力である。 そのような混乱と外乱には、火災、洪水、暴風雨、昆虫の人口爆発、森林伐採、石油採取のための地面の荒れ、土壌に散布された農薬、外来植物や動物種の導入などの人間活動が含まれます。

※3 サステナブル(Sustainable)な社会」とは、「持続可能な社会」を意味します。 それは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。

※4 持続可能な開発とは、「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」と定義づけられています。


当団体は、以下の活動や行動を積極的に行っております。

・資源ごみの徹底したリサイクル活動

・コンポスト使用の普及活動(家庭からでる有機物のエコロジカル再利用)

・化石燃料等 使用機会の削減

・再生可能エネルギーの普及活動

・オーガニック野菜の育成・普及活動 (有機JASの代表的な基準)

・FSC認証のエコラベルのついた紙製品を意識して購入する

・持続可能な原料の調達を表明している企業の製品を積極的に選ぶ

・環境だけでなく人権にも配慮した製品・サービスを選ぶ

・3R(Reduce, Reuse, Recycle)を意識して製品を購入する

・animal welfare (アニマルウェルフェア) の考えを基準とした畜産動物、愛玩動物についての扱いの普及活動

・国内外の自然資源活用による文化的交流活動

・上記内容を含む開発途上国におけるサステナブルな開発支援活動、又、当団体活動地域への普及活動


世界自然保護基金(World Wildlife Fund)